遺書を書いてみた・続

突然何の前触れもなく精神がイェイイェーイ!になってしまいそれはそれで戸惑っているのだがメンクリの診察日だったので自殺企図からの謎のイェイイェーイなんですが…という話をした。

その時は母が一緒に診察室に入っていて(しんどいとその時期何があったのかを自分から思い出せない時があり、たまにこうやって母にも診察室に入ってもらってその時の様子を医者に伝えてもらってる)その後母には待合室に行ってもらい、医者だけに実は死にたみがマックスだった時にレターセットに遺書を書いた、と言った。

その時は自殺する方法で一番手っ取り早いのが飛び降りだと思っていたのでベランダから飛び降りた後私が死んだらツイッターに死んだ事を伝えて欲しい・親族と一緒の墓に入れるな・葬式はしなくていいけどしたいなら激安コースでしろ・未遂で終わってスマホが使えない場合はその事もツイッターで伝えて欲しいという、前回の記事と同じ内容を話した。

何故か墓もいらないから低予算で散骨しろというのは言えなかったのだが親族と同じ墓に入るのは嫌だと言ったのでまあいい。

 

これ言っちゃったら「やっぱり入院します?」と言われるかもと思っていたのだが返ってきた言葉は私の予想をはるかに超えていた。

 

「死にたい気持ちがあるのは本当のことなのだからその気持ちと折り合いをつける為にその遺書は御守りにしましょう。捨てずに机の中に入れておいたら良いと思いますよ」

 

てっきりそんなものは精神衛生上良くないから捨ててしまいなさい!と言われるのかと思っていた。

御守り、という言葉を聞いた時に真っ先に「完全自殺マニュアル」が浮かんだ。

いつでも死ねるという御守りになる本。実は立ち読みレベルで全部読んだことは無いのだが完全自殺マニュアルの本の意義自体、自殺者を増やすことではなくいつでも死ねるという御守りになる事、だったと思う。

 

遺書って御守りになるんだ。

自殺企図から謎脱出したせいもあるかもしれないがとても晴れやかな気持ちになった。

晴れやかどころか脳内では結婚行進曲が流れるくらい。ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱーん。

純白の花嫁ドレスを着て今日は私が世界で一番幸せな人間!と思って疑わないような笑顔で、遺書を手にしてにこにこしてる自分が眼に浮かんだ。

 

遺書を書いた時はこんなものがバレてしまったら親に怒られるとビクビクしていたし書く事に罪悪感もあったり書く事自体がしんどくて中々書けなかった。

 

なんだ、御守りか。

御守りなら持っててもいいよね。

 

そんな訳でこのイェイイェーイ状態からいつ急降下するか解らない不安と、イェイイェーイ状態でやったUFOキャッチャーが面白くてハマりそうな精神状態両極端な現実と御守りの遺書を机の中に入れ眠ります。