カラコンも推しが推してたやつだ

推しAちゃんが使ってる香水を買った。推しAちゃんと推しBちゃんが新店舗お披露目会に行ったお店のワンピースを買った(これはたまたまで買った後から知った。運命!と思った)。推しCちゃんがいつもゴツめの指輪をしてるので似たようなデザインの指輪を買った。だいぶ前から好きだった推しDちゃんと似たような場所にピアスを開けた。推しが全員たまたま黒い服を着てる事が多いので私のクローゼットがどんどん黒色に染まっていく。推しCちゃんはマイメロが好きみたいだけど私はどうしてもキキララ派なのでキキララの物を少しずつ買い集めてる。

 

推しが何人もいると誰か一人が幻滅するような事を言ってもまだ他に推しいるし!と思える。以前推してた地下アイドルは発言にちょこちょこ疑問があり決定的な差別発言をしたので推しを辞めた。写真集も本も全部捨てた。許そう、が出来ないので極端なのだ。

 

推しが着てそうな服を探してこれなら春にも着られそうだな、今年はスプリングコートも新調したいなと思えるのは精神的に良い事なのでは?とりあえず春まで生きるって事だし。本当は半袖のワンピースとか今買わないと売り切れるのでは!?と思うようなものもあったのだけどいかんせん飽き性なので趣味や推しが変わった時着られなくなって勿体ない。

 

推しのおかげで生きてるってこういう事なのかな?と朝の薬と頓服をがばがば飲みながら想う土曜日。そしていつかこの穏やかな気持ちも突然破壊されるんだろうなとビクつきながら。